中国語を学ぶにあたり、日本人には不利な点があります。
それは「漢字がわかる」という点です。
「え、それってメリットじゃないの」という声もあると思います。
確かに大きなメリットですが,
逆にデメリットにもなるのです。
それは主に会話面において現れます。
中国語と日本語、同じ漢字を使っていても読み方は大きく違います。
音読みで読んだところで通じないのです。
*中国四千年とか三千年とか言いますが、実際は幾度も政権や主導民族、そして文化も入れ替わっています。
日本に漢字が入ってきた時代の「音読み」と現代中国語の音は違っているのです。
漢字がわかっても、こと中国語での会話となると相手の言ってることも聞き取れませんし、こちらが言ってることも通じません。
中国本土や香港などに旅行した経験がある方はわかるでしょうが会話をするより筆談やガイドブックに指さし、さらには英語の方が通じたりするのです。
学習面においても文章の意味はわかっても、意識しないと日本語の音で読んでしまいがちです。
漢字がわかることが逆に中国語会話の習得にとって妨げになるのです。
この点、素直に音からはいる諸外国人の方が会話のマスターは早かったりします。
日本人が中国語会話を学ぶなら音を、聞き取りと発音を英会話学習以上に重視する必要があるのです。
本での学習だけではなく、中国語の音に触れる機会を多く持ちましょう。