中国語の読みに慣れるコツ

中国語を学ぶ際、日本人はつい漢字を日本語読みしてしまいます

ほとんどの文字が発音が違い、全て覚えなければなりません。
「中国」すら「チュウゴク」とは読みません。無理矢理カタカナで書けば「チュングォ」が近い発音です。

頭を中国語モードにすることに慣れればむしろ読みが一通りしかない分、楽になるんですが。

なかなか中国語の音になれることが出来ない人は、身近な言葉を中国語読みしていくと良いでしょう。
一番身近なのは自分の名前です。

自分の名前を中国語読みして「我是○○○」と自己紹介するつもりで覚えましょう。

その次は自分の家族の名前、住んでいるところ、勤めてる会社、趣味、出身地・・・
次々と漢字を中国語読みして音を覚えていきましょう。

「私は○○です」
「妻の(夫の)名前は○○です」
「子供の(親の)名前は○○です」
「○○県の○○市にすんでいます」
「近くに○○(施設・目印)があります」
「私の趣味は○○です」
「私の好物は○○です」
「私は○○に勤めています」
・・・・・

このようにすべて中国語で書き出して実際に発音しながら覚えていきます。

例えば「田中さん」なら「中」の発音は「中国」「中華」「作業中」など全て同じ発音で使えます。

また中国語を覚えても中国語で話す内容がないと誰にも話しかけられないので、自己紹介を覚えていくことは一石二鳥でもあります。

身近なところから楽しみながら覚えていくことが中国語に限らず、外国語を身につけるコツなのです。

中国語は音から学べ!

中国語は音から学ぶのがコツです。

言葉はなんでも音から始まっていますし、
当たり前のことではありますが、
日本人が中国語を学ぶ際は特に重要なポイントです。

その理由は先にも書きましたが
中国語を文字から学ぶと、日本人の場合、
漢字の日本読みにとらわれてしまうからです。

読みはもちろん、書く際にはどうしても日本語の音に引きずられてしまいます。

出来るだけ中国語の音声を聞き、発音し中国語の語感・音感を体に染みこませることが必要になります。

中国語で会話しなくて良い、筆談だけで良いというなら日本人にとってこんなに簡単な外国語もありませんが、やはり中国語で会話したいのであれば、日本語観点での漢字と音との繋がりを断ち、片言でも中国語の音が入ってからその音に文字を当てはめる作業が必要になります。

その作業が難しいというのであれば、中華料理のように日本語にない文字の並び方や日本と違う略式漢字=簡体字を含む単語を優先的に覚えていくようにしましょう。

世界には文字のない言語もあります。例えば台湾語も正式な表記法がない言葉です。
どんな文字でも先ず音があって、その音を残すために生まれてきました。

先ずは文字を考えずに素直に中国語の音を聞く、聞いた音を発音する、
これからはじめる方はそこからはじめた方が、一見遠回りに見えても近道なのです。

中国語の漢字の読み

中国語では文字が全て漢字です。そして漢字の読み方は一文字に対して一つだけです。

日本語の様に音読みと訓読みがあったり、使い方や熟語、送り仮名などで読み方が変わることはありません。

【生】という漢字の読み方は中国語では一つだけです。

日本語では何通りの読み方があるでしょうか。

人名・地名まで含めると何十通りあるかわからないほどです。
日本は元からあった日本語に漢字をはめ込んだために読み方が多様になった訳ですが、これは日本語を学ぶ外国人にとって面倒なことではあります。

漢字の意味を活かして情感も込められて、使っている日本人にとっては良いと思うんですがね。

とにかく、中国語では一文字一音ということを覚えておきましょう。

【生物】を「せいぶつ」とか「いきもの」とか、ましてや「なまもの」なんて読むと言うことはないわけです。

知らない熟語が出てきても特殊な読み方はしません。
並んでいる通りに知っている音で読めば良いだけです。

例外をあげれば「マンダリン」とも呼ばれる普通語(標準語)以外にも中国には広東語・福建語・上海語などの方言とも言える言葉があるので、その地方独特の読みはあります。その場合もその地方語では一文字一音です。
しかしテレビ放送などで普通語が使われているため、細かいところを気にせず、基本的に「一文字一音」と覚えておきましょう。

中国語の学びづらい点

中国語を学ぶにあたり、日本人には不利な点があります。

それは「漢字がわかる」という点です。

「え、それってメリットじゃないの」という声もあると思います。

確かに大きなメリットですが,
逆にデメリットにもなるのです。

それは主に会話面において現れます。


中国語と日本語、同じ漢字を使っていても読み方は大きく違います。
音読みで読んだところで通じないのです。

*中国四千年とか三千年とか言いますが、実際は幾度も政権や主導民族、そして文化も入れ替わっています。
日本に漢字が入ってきた時代の「音読み」と現代中国語の音は違っているのです。


漢字がわかっても、こと中国語での会話となると相手の言ってることも聞き取れませんし、こちらが言ってることも通じません。

中国本土や香港などに旅行した経験がある方はわかるでしょうが会話をするより筆談やガイドブックに指さし、さらには英語の方が通じたりするのです。

学習面においても文章の意味はわかっても、意識しないと日本語の音で読んでしまいがちです。
漢字がわかることが逆に中国語会話の習得にとって妨げになるのです。


この点、素直に音からはいる諸外国人の方が会話のマスターは早かったりします。
日本人が中国語会話を学ぶなら音を、聞き取りと発音を英会話学習以上に重視する必要があるのです。
本での学習だけではなく、中国語の音に触れる機会を多く持ちましょう。

中国語の学びやすい点

中国語を学ぶにあたり、日本人には有利な点があります。

「漢字がわかる」という点です。

同じ『漢字』を使う言葉ですから
ゼロから漢字を憶える必要がない点です。

中国語は基本的に漢字表記しかありませんから
諸外国人が中国語を学ぶ際には
それこそゼロから漢字を憶えていく必要があります。

日本人の場合は中国特有の簡体字など
ちょっと違う漢字を覚えればいいだけです。

漢字の意味もほぼ同じですし
文章をながめると内容もだいたいわかります。

「『さんずい』が付いた文字は水に関係する」
などのルールも特に考えずにわかります。

日中国交が回復する以前のトップ会談で、
故・田中角栄氏は筆談をしたそうです。

日本人は文字から学習する場合
中国語は凄く身近な外国語なのです。

でもこれは有利な点ばかりではありません。
日本人にとって、漢字がわかるという点は
中国語を身につける際に不利になることもあるのです。

中国語を学ぶコツ

中国語を学ぶ人が増えてます。

大学でも第二外国語として中国語を設定するところが増えました。
将来性を考えても英語と並ぶほど中国語の重要性が増しているのです。
就職に有利だったり、就職後もスキルアップに重要だったりするわけです。

特にビジネス面の観点から拡大を続ける中国経済圏は無視できない存在です。

「世界の工場」といわれる生産拠点として、
「世界最大の市場」といわれる国土の広さと人口の多さ。

日本だけでなく世界中から中国に注目が集まっていて
より深く中国を知り、中国に入り込むために
世界中で中国語を学ぶ人が増えているわけです。

もちろん日本人でも中国語を学ぶ人は増えています。
日本語は中国語と同様、漢字を使う言葉です。

ですから日本人が中国語を学ぶ場合、欧米人などに対して大きなアドバンテージがあると思われますが、実はそれが不利になる事もあるのです。


このサイトでは日本人が中国語を学ぶ際や話す際に役立つコツを語ります。
中国語学習のお役に立てばと思います。